第2章 薬理学の基礎知識
- 薬物が作用する仕組み(薬力学)
- 薬物受容体
- 受容体の種類
- 受容体と薬物の相互作用
- 作動薬(アゴニスト)
- 完全作動薬…最大の反応
- 部分作動薬…弱い反応
- 作動薬(アゴニスト)
- 受容体の種類
- 薬物受容体
ただし活性化に働く場合と阻害的に働く場合がある
- 拮抗薬(アンタゴニスト)
- 競合的阻害…可逆的で拮抗作用発現の強さは作動薬と拮抗薬の濃度比率で決まる(イス取り合戦)
- 非競合的阻害…非可逆的に結合(外れない)
リガンド結合部位以外へ結合し受容体構造を変化させるなど
- イオンチャネル
- リガンド依存性…刺激により小孔が開き細胞外から内へとイオンを透過させる
- 膜電位依存性…チャネルタンパクの中の電荷が膜電位に応じて位置を変えることで、それがスイッチになってタンパクの穴の部分のカタチが変わって開閉
- 酵素
- トランスポーター
「物質の結合→膜内移動→他側への放出」を繰り返す